不倫慰謝料を請求したい方へ | 福岡県｜不倫慰謝料・離婚問題の無料法律相談なら福岡弁護士法律事務所

１　不倫慰謝料の請求

不倫の慰謝料を請求したい方は弁護士にご相談ください。

どうやって請求するのか、証拠は何が必要なのか、どうやって話をすればいいのか、払わなければどうすればいいのか、など不倫慰謝料を請求するにあたって様々な疑問を弁護士にご相談ください。

一般的な流れとしては、

となります。

支払ってもらえない場合には、⑥裁判をするかどうかを検討します。裁判の中で金額を合意して和解することもありますし、判決をもらうこともあります。

２　証拠の確保

不倫慰謝料を請求したい場合、まずは証拠の確保が大事です。

証拠として必要なのは、①肉体関係があったことがわかるもの、②愛人側が相手（あなたのパートナー）が既婚者だと知っていたことがわかるものです。

最近では、ＬＩＮＥのやりとりを入手すれば①②の両方がわかるやりとりが入っていることが多いです。例えば、ＬＩＮＥの中にホテルに行く約束があったり、二人で旅行している内容などあれば肉体関係があると推測できます。

また、「奥さん（あるいは旦那）はなにしてるの？」などのやりとりがあれば既婚者だと知っていたということもわかります。

ＬＩＮＥの履歴については、スクリーンショットを撮っていただいたり、テキストデータを送信して入手する方法があります。テキストデータを入手すればすべての文章のやりとりが入手できます。

３　弁護士への相談メリット

弁護士に相談することで請求方法や見通しなどが分かります。また、不倫については一人でずっと悩んでいる方が多くいらっしゃいます。そのような方も、弁護士へ相談してみたことで気が楽になったという方がよくいらっしゃいます。まずは気軽に相談してみてください。

ご依頼を受ければ、弁護士が代理人として慰謝料を請求していきますので直接やり取りをしていただく必要はありません。裁判をする場合でも弁護士であれば手続きが分かっていますので代理人として裁判で慰謝料を請求していくことが可能です。

４　放置すること

上述のとおり、不倫慰謝料の請求については、長期間悩んでいる方が多くいらっしゃいます。不倫に気づいてもこれを伝えることもつらいですし、伝えることで夫婦関係が決定的に崩壊してしまうということも不安に思っていらっしゃいます。

また、その後の経済的な生活を心配されている方もいらっしゃいます。

最終的に慰謝料を請求するかどうかはご本人次第ですが、放置することは結果的に不倫を容認することになり、悩み続けることになります。

不倫について責任があるのは不倫をしている方ですので、そのまま我慢することよりは何らかの形でけじめをつけるのも一つだと思います。

５　ご相談方法

お電話、ＬＩＮＥ、メールのいずれかでご連絡ください。

日時を調整してご相談していただきます。

ご不明な点や法律関係、請求した場合の見通しなど、お聞きになりたいことを弁護士に聞いてみてください。少しでも不安が解消されればと思います。

６　事例

（実際に会った事例を脚色しています。）

このケースでは、女性相談者のご主人は、１０年以上前から出張を理由に毎週外泊していました。夫は仕事の出張である、と言っていましたが、相談者は、数年前にご主人の携帯電話のメールを見たことで不倫の事実に気づいていました。

しかし、ご相談に来られた時点で、数年間悩みながらご主人に不倫のことを話せていない状態でした。一番の心配は、不倫の事実を伝えることで夫との結婚生活が決定的に破綻してしまうのではないかということでした。

私の方からは、不倫をしている方からの離婚請求は基本的に認められないこと、生活費についても一定の請求権（婚姻費用）があることなどを説明しました。ご相談者は請求するかどうかは検討するということで持ち帰り、何度か相談に来られた上、愛人側に慰謝料を請求するということで依頼を受けました。

ご主人には黙ったまま愛人側に対して不倫慰謝料を請求しました。その後、支払ってもらえなかったため裁判を起こし、慰謝料を認めてもらう判決を受けまたした。

愛人側から連絡が入ったらしくご主人も慰謝料請求があることや裁判になっていることを認識されていましたが、不倫することはなくなり、今も結婚生活は継続されています。